子供の発声と言葉

子供たちの言葉は、生まれてから脳や体の成長とともに発達していきます。

乳児初期
呼吸に混ざって「きゅ、きゅ」というような発声をします。

3カ月ごろ~
「あ、あ」というような声を出します。手を上下に動かす運動と一緒に声を出します(タイムラグはある)。
これは、発声をコントロールしている脳の部分と、手をコントロールしている脳の運動野の部分が隣接していることから一方の興奮がほかにもれて伝わる、と考えられています。
言葉の意味は理解できませんが大人の語りかける言葉は聴いています。

6カ月ごろ~
手の運動と発声が独立していきます。発声も「あうあう」「ばあばあ」のように母音と子音を伴った音になります。これらは意味をもたない「ク―イング」と言います。

8~9カ月ごろ
「まんま」「ぱーぱ」「にゃんにゃん」など意味を持つ重ね言葉が出るようになります。(発声は個人差も大きいので、早い・遅い・多い・少ないはあまり神経質にならない方がよいでしょう)
喃語に強弱や高低をつけたり大人が話した言葉を模倣し始めます。簡単な言葉の意味も理解するようになります。

1歳すぎごろ
このころから立ち上がります。
立ち上がることで、鼻の周りにある上顎骨が上がり、下あご部分の下顎骨が下がって下を動かす空間が大きくなります。
また、離乳食を食べることで下も発達し、自由に動かせるようになります。声帯の位置も下がり、振動させてはっきりとした発音が出来るようになってゆきます。

今までは、ミルクを飲み呼吸をするという生命維持のための器官が&deco(u,,,){発声に適した構造をもつ器官に変わります。
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1歳半ごろ
大人と同じような発声器官をもつようになった子供は、1歳半位から「わんわん いた」「これ なに」のような2語文3語文を話し始めます。お腹の中にいた時からこれまでの間にストックしていた音声素材を一気に話すようになります。1週間に40語ほど獲得してゆくので「語彙ばくはつ」ともいわれます。

2歳ごろ
話せる言葉が300語程度になります。形容詞と副詞を使ったり3つ以上の言葉や多語文を話すようになります。
「これ、なあに?」と身の回りのものについて聞くことが増え、「なんで」「どうして」と質問をするようになります。
「~したから~だ」というように複文が使えるようになります。

3歳ごろ
理解できる語彙は900~1,000語に増え、日常の生活の言葉は不自由がなくなってきます。過去・現在・未来の区別がつくようになり過去の話や、未来の予定の話が出来るようになります。
自分の言動にも理由をいうようになります。

4歳ごろ
語彙が1,600語程度になり、日常会話が出来るようになります。
助詞をつかえるようになり、自然な話し方が出来るようになったり、接続詞を使った複文を話せるようになります。
「だって」を使って理由を説明するようになります。
「~だから~だ」というように2つ以上の言葉を結びつけ物事の因果関係や理由を説明するようになります。時間の感覚を表す言葉も使うようになります。

5歳ごろ
語彙は2,000語程度になります。自分の考えや経験したことをほぼ自由に話せるようになります。相手の話を聞く力がつき内容を理解できるようになります。「~だから、~しよう」と理由とともに提案できるようになったり、文字に興味を持って、ひらがなの読み書きができるようになります。

6歳ごろ
語彙数は3,000語ほどに達します。基本的な文法が完成し、話すときは6語前後の長さになります。
相手によって言葉を使い分けられるようになります。
文字の読み書きに興味を持ち、手紙やメモを書くようになります。20~30程度の数を唱えることが出来るようになります。

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